美容整形の付き合い方

診療項目

豊胸術は誰のためにあるのか

■新しい豊胸術は誰のためにある
美容整形と言えば?
豊胸術かもしれません。
男女を問わず、女性の豊かな胸に憧れます。
これは古代に作られた土偶にも示されているように、人間が本来抱いている本能的なものです。
つまり五穀豊穣、生命力を現す象徴です。
ならば一体、日々新しくなる美容整形のひとつである豊胸術は誰のためにあるのでしょうか。

◆かつての豊胸術
豊胸術は元々、病気などで乳房を失った人に対する治療の一貫として始まりました。
限りなく本物に近い胸を作ろう!
医学的な見地から研究が進められました。
一方で経済的豊かさを手に入れた人たちは、健康や生きる?
本質的な願望を超えた、より綺麗な身体を求めるようになりました。
そこで美容整形が必然的に発展してきました。
その中には豊胸術もあります。
当初の豊胸術は、シリコンなどの異物を胸に注入していました。
そのため一時的には大きな胸を演出できました。
しかし型崩れする?
異物へのアレルギー反応が現れる?
またシリコンが飛び出てくる!
様々な副作用?
問題点が登場してきました。

◆豊胸術の問題点
異物混入型の豊胸術は、副作用の危険がある一方で、乳がん検診で一般的なマンモグラフィを受けることができません。
ばれてしまう?
それもありますが、検査機関側からも、受けないでくれ!
そう言われています。
その理由は?
マンモグラフィの原理上、乳房を潰す必要があるためです。
この際にシリコンが飛び出る?
トラブルになる可能性が否めないからです。
したがって、異物混入型の豊胸術を受けた人は?
乳がん発症の心配をしつつ、ばれないか?
様々な不安を抱えて毎日を過ごしている?
少なくないようです。

◆現在の豊胸術
これまでの豊胸術は、当時としては画期的であり、女性の強い味方でした。
しかしトラブルも少なくない?
そこで美容整形界も考えました。
現在の豊胸術で主流になっているのは?
自分の体内にある余分な脂肪を吸引し、それを乳房に注入する方法です。
これならば自分の細胞なので、定着すれば異物混入系の問題を引き起こす心配はありません。
さらに自分の組織なので、豊胸術?
ばれることもありません。
本当の意味でも自分の胸!
現在の女性は手に入れることができたのです。

◆誰が豊胸を求めているか
美容整形の発展は、必要悪か?
そもそも誰がそれを求めているのか?
難しい話です。
しかし求める人がいるなら、その欲求を満たすことが、医学の使命でもあります。
男女ともに、より自然な豊胸を手に入れることにより、社会としても豊かになれる!
そうであれば美容整形における豊胸術は、誰に憚ることなく、市民権を得るのでしょう。

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